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学校紹介

 本校は恵まれた学習環境の中で、キャリア教育推進校として地域探求を推進し、学力向上と部活動に取り組み、地域とともに発展する学校を目指しています。
《本校の特徴的な取り組み》
 1 多様な進路希望に対応する3つのコース
  (1) 進学コースは、国公立大学などの四年制大学や高等看護学校などの 
   医療系上級学校への進学を目指すコースです。文系・理系に分かれて 
   進学に必要な知識を基礎から学ぶことができます。

  (2) デュアルコースは、進路に関係なく企業での「実践的な学習がした
   い」との希望を叶えるコースです。デュアル実習授業(※)では、企
   業や施設等で就労体験を行います。生徒の将来的な社会での活躍や地
   域貢献を支援します。
   (※)デュアル実習授業とは,週に1日,6時間企業で実習すること
     で単位を修得します。学校では,マナー教育や安全教育,社会に
     出るための基礎学力等を養い,企業では,実際に仕事をすること
     をとおして専門的な知識・技能を磨くとともに、職業人としての
     意識を養成します。

  (3) ビジネスコースは,専門学校進学や企業への就職を希望する生徒の
   ためのコースです。将来に生かすことのできる資格取得を目指し,
   様々な分野の学習を進めていきます。社会に出ていくための必要な知
   識・技能等を身に付けていきます。

 2 ドローンを活用した活動
   部活動の「ドローン科学探究部」では、ドローンを活用した地域貢献
  を目的に活動しています。生徒はドローンの操作技術を身につけるとと
  もに、空撮した映像を用いた動画作成や画像解析を行い、地域課題の解
  決に向けた取り組みを行っています。
   田村市と慶應義塾大学で締結された連携協力協定のもと、ドローン活
  用の担い手となる人材育成のため、本校で「ドローン特別講座」が開講
  されています。
   令和4年度は、ドローンを活用した空撮や行方不明者捜索、農業、物
  流等について学び、田村市役所や船引高校を空撮した3Dモデルを作成
  しました。参加した部員の中には、機械工学に関心を持ち大学へ進学す
  る生徒、ドローンの利活用を考えている企業へ就職する生徒もいます。 

 3 アクティブリーダー育成プロジェクト等での田村市との連携
   アクティブリーダー育成プロジェクトのねらいは、本校生徒が東日本
  大震災・原発事故で避難を余儀なくされた地域の方々との交流等を通し
  て、「過去・現在・未来」を「知って」「聞いて」「見て」「まとめ
  て」、それらを他県の高校生に伝え交流することと、その体験をもとに
  自分たちの考えを深め、地域のリーダーとしての資質・能力を育てるこ
  とです。
   この活動を通して、地域をよく知り、地域に必要なことを考え、自ら
  積極的に行動する「地域のリーダー」の育成を目的としています。
   令和3年度は「地域の防災」、令和4年度は「地域の防災を学び、伝
  え、地域とつながる」とのテーマにもとづき、多くの体験活動を通し
  て、人間としての在り方生き方を深く考える機会となっています。参加
  した生徒の中には、本プロジェクトの経験を生かして大学で地域の復興
  について学びたい、地元を支える仕事に就きたいといった進路希望を持
  っている生徒もいます。