防災講話
船高アクティブリーダー育成プロジェクトの活動報告です。
1年生23名を新たに迎え総勢48名で、「地域の防災活動」・「地域イベントへの参加」・「地域PR活動」など、今年も地域に貢献する様々な活動を行う予定です。
5月27日(月)に、田村市防災アドバイザーの佐原禅様を講師に迎え、本校で「防災講話」を実施しました。
自宅や学校、外出先…など、自分がどんな場所で災害に遭うかを想定し、事前にどのような物を準備すべきかを考えました。
能登半島地震や田村市での防災の取り組みも紹介いただき、様々な「想定」を考えること、普段からの「経験」の大切さ、持っているもので「応用」すること等、防災意識を高めることができました。
防災を考えるうえで、「フェーズフリー」という言葉が印象的でした。「いつもの習慣」が「イザ」という時にも役に立つようにしておこう!という考え方です。例えば、地域での芋煮会に合わせて災害時の炊き出しも想定しておくなど、普段からの取り組みが万が一のためになるそうです。
「防災対策は日常生活の延長上にある。」自分たちの生活も振り返って考えていきましょう。
次回は6/17にDIG(Disaster(災害)、Imagination(想像力)、Game(ゲーム))を行います。それぞれが自分の「被害想定」を持ち寄り、災害時の対策をグループで掘り下げていきましょう。
<生徒の声>
・避難所の生活を想像することはあるが、やはり体験してみないと分からないことはあると思う。田村市での防災のイベントがあることも知ったので、参加してみたい。
・”「○○があれば大丈夫!」という正解はない”という言葉が刺さった。何かを持っていたとしても、災害時はたくさんのものが必要になるため、ハズレやアタリもある。だからこそ、災害時はみんなで持ってきたものを共有することが大切だと思う。
・災害に向けた対策は、避難訓練だけではないという話が印象に残った。日常生活の中で災害に備えていければ良いと思う。