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DIG~災害図上訓練~

 6月17日(月)にアクティブリーダー育成プロジェクトで「DIG(災害図上訓練)」を実施しました。
先月に引き続き、田村市防災アドバイザーの佐原様に講師として来校いただきました。
※DIGとは、Disaster(災害)、Imagination(想像力)、Game(ゲーム)の略。自分の地域や住まい・職場に潜む災害の危険性を「見える化」し、こうならないためにはどうすればよいかをみんなで考える、頭の防災訓練です。

今回は、「自宅」「ご近所」「学校」で大地震が起きた!という想定でのDIGです。どんなリスクがあるか?そのためにはどんな対策が必要か?どのように準備するか?…など班ごとにそれぞれの想定を話し合いました。

班ごとの「ワタシ」の防災計画書(自宅・近所・学校)を紹介します。

「落下の危険があるから、荷物を整理しておかなきゃ」
「ペットも一緒に避難できるかな」
「停電するからモバイルバッテリーも必要」
「高齢者や子どもの避難が心配」
「非常食はあるけど、調理方法は知らない」
「抜き打ちで避難訓練をやってみる」
等々…班の話し合いの中で、思わぬリスクや対策が必要なことに気づき、みんなで想像力を高め、被害想定を掘り下げることができました。

 最後に、田村市生活安全課の方からもご助言いただきました。「水や防災食の準備が必要、では何食分備蓄すべきなのか?」など、自宅や学校を想定し、実際にどう使うかまで考える必要があると分かりました。

今回のDIGでは、災害に対しての①脅威の想定、②対策と計画 までを行いましたが、それを実践してみることが私たちの次のステップです。
防災計画を立てて優先順位も見えてきたので、自分ができそうなことから、少しずつ実践していきましょう。

<生徒の声>
・自分1人では出てこなかった考えも班の人たちと協力したことで気づかなかった考えが出てきて、納得することが出来ました。

・災害の「脅威」を知って準備しないと要らないものも持っていくはめになり荷物になってしまう。自宅や学校に何が必要か考えて、準備をすることが大切だと思った。

・防災アドバイザーになってみて、被災した後に起こること、どのような対策が必要かを家族に教えてあげたいと思った。まずは自分に出来ることからしていきたい。