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ドローン特別講座「プログラミング×AI×ドローン」の開催

 本校で、今年度もドローン特別講座が始まりました。
 テーマは「プログラミング×AI×ドローン」です。プログラミングによるドローンの操作、AIでの画像認識を学びます。
 6月16日(金)に慶應義塾大学の古谷知之教授、片寄里菜研究員、平田知義研究員がご来校くださいました。古谷教授からはプログラミング×AI×ドローンを活用し、田村市で役立つ技術を学んでほしいとご挨拶がありました。

 はじめに、プログラミングについての説明をお聞きしました。

 プログラミング言語はPython(パイソン)で学びます。
 プログラミングは初めての生徒が多く、ドローンを動かすためのコードを見せていただきました。

 AIによる画像認識の仕組みをお聞きしました。
 AIに人物やモノを学習させ、カメラの映像から物体を検出することができる様子を見せていただきました。写真のピンク色は「person(人)」、オレンジ色は「chair(椅子)」黄緑は「tie(ネクタイ)」というように、AIが判別した結果がリアルタイムで分かります。生徒のネクタイもしっかり検出されているのは驚きです。

 班ごとにサンプルプログラムを使って、Telloを操作してみました。上昇、下降、左右移動の数値を変えての実験です。

 生徒からは、「プログラミングや物体検出アプリなど、今まで学んできたこととはまた違った視点で、ドローンの活用方法を学ぶことができた。今後の講座にもしっかり参加して、新たな知識を増やしていきたい。」
 「プログラミングと聞いて最初は難しそうだと思っていたが、実際にTelloで教えていただいた時にイメージがつかめて、楽しかった。」等の感想があり、初めてのことに難しさを感じつつも興味深々に参加していました。

 これから1年を通して、プログラミングやAI物体検出について詳しく学習していくことになります。少しずつでも自分たちのできることを増やしていきたいものです。